くまもとアートポリス建築展2021の開催について

「くまもとアートポリス」は、昭和63年から熊本県独自の取組みとして始まり、今年で34年目を迎えます。
これまで、熊本県下を舞台に豊かな自然や歴史、風土を生かしながら、後世に残り得る文化的資産としての優れた建造物を生み出してきました。
熊本県では、熊本地震発生後、「被災者の痛みの最小化」を図るため、「あたたかさ」と「ゆとり」と「ふれあい」のある熊本型応急仮設住宅とみんなの家の整備、災害公営住宅やみんなの家の利活用などを「くまもとアートポリス事業」と
して取り組んできました。
また、令和2年7月豪雨災害においても「被災者の痛みの最小化」を図り、応急仮設住宅とみんなの家を熊本型復興モデルとして取り組みました。
10月から開催する「くまもとアートポリス建築展2021」では、全国的に関心の高い「自然災害が頻発する社会をどう生きるか」をテーマに、
シンポジウムや展覧会等を通して、自然災害から創造的復興に際してコミュニティ再生も含め、被災者や復興に携わる方へエールを送ります。
この建築展を通して「くまもとアートポリスの取組み」が、100年後の熊本の宝となるよう、皆様と一緒に考えていきたいと存じます。
皆様のご参加を心よりお待ちしています。

くまもとアートポリス建築展2021実行委員会
事務局（熊本県土木部建築住宅局建築課内）
〒862-8570　熊本県熊本市中央区水前寺６丁目18番1号
TEL：096-333-2537　FAX：096-384-9820

●くまもとアートポリス巡回展／入場無料
東京会場　2021年10月22日（金）～10月28日（木）
　　　　　10：00～20：00
　　　　　東京メトロ銀座駅 B2出入口付近
　　　　　「ふるさとPRイベント」スペース
熊本会場　2021年11月3日（水）～2022年1月16日（日）
　　　　　10：00～20：00［毎週火曜・年末年始 休館］※火曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館
　　　　　熊本市現代美術館　井手宣通記念ギャラリー、ギャラリー三
仙台会場　2022年1月23日（日）～1月26日（水）
　　　　　9：00～21：30
　　　　　せんだいメディアテーク1階オープンスクエア

●展覧会企画トークイベント
くまもとアートポリス建築展×熊本市現代美術館
「これからの公共建築、災害時のアートインフラを考える」／参加無料・事前申込制
日時：2021年11月27日（土）13：00～14：00
会場：熊本市現代美術館（ホームギャラリー）
　　　（最大50名程度）
出演：日比野克彦（熊本市現代美術館 館長）
　　　曽我部昌史（くまもとアートポリスアドバイザー）
内容：自然災害からの創造的復興、心の復興において、アートや建築が果たす役割についてトークします。

●シンポジウム
くまもとアートポリス建築展×HOME-FOR-ALL
みんなの家シンポジウム
　―熊本と東北を結んで―／参加無料・事前申込制
日時：2022年1月23日（日）14：00～17：00
会場：【熊本】ホテル熊本テルサ１階
　　　　　　　テルサホール
　　　　　　　（最大100名程度）
　　　【東北】せんだい×メディアテーク１階
　　　　　　　オープンスクエア
　　　　　　　（最大80名程度）
内容：「みんなの家」について熊本と東北をオンラインで結んで話し合うシンポジウムを開催します。

※詳細は下記ホームページをご覧ください。
くまもとアートポリス建築展2021ホームページ
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/115/107696.html